第151回 天皇賞(春) 予想

まずは過去6年分の結果から

傾向としては

・前走3着以内の好走ケースが多い

・阪神大賞典、ダイヤモンドSは本レースと距離が近いものの
　結果に直結しているとは言い難い。
　過信は禁物。

・狙うならJC、有馬記念、AJCC、日経新春杯、京都記念、日経賞など
　2200m～2500mのG1、G2で好走していた馬。(掲示板以内)

・菊花賞、2着、3着馬が馬券内に絡むことが多い
　菊花賞2着、3着+天皇賞(春)に出走した馬
　　×サトノノブレス 菊2着 → 8着
　　○ウインバリアシオン 菊2着 → 2着、3着
　　○トーセンラー 菊3着 → 2着
　　×ローズキングダム 菊2着 → 11着、15着
　　○ビートブラック 菊3着 → 7着、1着
　　×フォゲッタブル 菊2着 → 6着、16着
　　○ナムラクレセント 菊3着 → 4着、3着、9着
　　○アルナスライン 菊2着 → 2着
　　×ドリームパスポート 菊2着 → 9着
　　×アドマイヤメイン 菊3着 → 14着
　　×ローゼンクロイツ 菊3着 → 8着
　　○リンカーン 菊2着 → 13着、6着、2着
　　×ネオユニヴァース 菊3着 → 10着
　※過去菊花賞10年間で13頭中6頭が馬券に絡んでいる

こんなところでしょうか・・・

出走各馬

1. ゴールドシップ ○
　阪神大賞典 1着 ・ AJCC 7着
　　現役の中では最大のG1勝利数を誇る本馬
　　菊花賞馬の維持を見せられるだろうか。

2. カレンミロティック
　阪神大賞典 4着 ・ 香港ヴァーズ 5着
　　昨年の宝塚記念でゴールドシップの2着
　　香港ヴァーズで5着に入った実力を見せられるだろうか。

3. ネオブラックダイヤ
　中日新聞杯 11着 ・ ダイヤモンドS 5着
　　特筆すべき点がない。

4. ラストインパクト
　阪神大賞典 3着 ・ 有馬記念 7着
　　昨年の京都大賞典を勝利、
　　前走はデニムにも差を開けられたが
　　得意？かもしれない京都で巻き返しを図る。

5. タマモベストプレイ
　日経賞 7着 ・ 日経新春杯 7着
　　特筆すべき点がない。
　　フジキセキ産駒が3200m？という血統的な疑問が残る。

6. ホッコーブレーヴ
　日経賞 3着 ・ ステイヤーズS 5着
　　昨年の3着馬。

7. トーセンアルニカ
　日経賞 9着 ・ 迎春S 1着
　　特筆すべき点がない。

8. スズカデヴィアス
　阪神大賞典 8着 ・ 京都記念 2着
　　昨年のステイヤーズS 4着と京都記念2着とで
　　長距離適性と京都適性がそれなりにはある。
　　ただし、このメンバーに勝てるか？というと疑問が残る。

9. クリールカイザー △
　日経賞 10着 ・ AJCC 1着
　　前走こそアドマイヤデウスに大敗したものの
　　ステイヤーズS3着、アルゼンチン共和国杯2着と
　　長距離での成績は悪くない。

10. ラブリーデイ
　阪神大賞典 6着 ・ 京都記念 1着
　　ルメールマジックが長距離でも発揮されるのだろうか・・・

11. フーラブライド
　阪神大賞典 5着 ・ 日経新春杯 2着
　　日経新春杯ではアドマイヤデウスに肉薄する2着
　　母父メジロマックイーン、父ゴールドアリュールは
　　ゴールドシップとよく似た血統。
　　62年ぶりの牝馬による戴冠があるのだろうか。

12. デニムアンドルビー
　阪神大賞典 2着 ・ 有馬記念 9着
　　前走は3000mでは無敗のゴールドシップに敗れたものの
　　他の馬には先着。
　　この馬にとって絶好の流れになればもしかすると。もしかするかも。

13. キズナ ◎
　大阪杯 2着 ・ 京都記念 3着
　　前走は単純にラキシスが強かった。
　　京都記念はペースが全てと考えると本来の調子は取り戻しているハズ。

14. フェイムゲーム
　ダイヤモンドS 1着 ・ AJCC 12着
　　ダイヤモンドSを快勝したことからも長距離適性はある。
　　昨年のアルゼンチン共和国杯でも勝利しており
　　上位に食い込む可能性は十分ある。

15. サウンズオブアース ×
　日経賞 4着 ・ 菊花賞 2着
　　菊花賞からの長期休み明けという事を考慮すると
　　前走の結果は悪くは無い。

16. ウインバリアシオン ▲
　　日経賞 2着 ・ 有馬記念 12着
　　　昨年2着、3年前 3着と順に着を上げている。
　　　オルフェーヴルという怪物と同世代だった不幸な本馬だが
　　　そろそろこの馬に春が訪れるかもしれない。

17. アドマイヤデウス ×
　　日経賞 1着 ・ 日経新春杯 1着
　　　G2を2連勝と、非の打ちどころがない。。。

本命は13 キズナ。
故障後、キッチリと元の状態に戻し、
十分な状態で本レースに挑んでいる。
少しスタミナ不足なのでは？という気がしないでもないが
そんな不安を払拭してくれる走りを期待しています。

対抗には1 ゴールドシップ。
長距離馬だと思われていた所での不可解な過去の敗北。
コーナーが緩い天皇賞(春)は、
この馬の武器が活かせない可能性もありますが、
昨年、宝塚記念を快勝したコンビでの参戦に期待します。

単穴には16 ウインバリアシオン。
昨年2着と言う実績、前走は負けはしたものの
復調の兆しを見せての2着。
そろそろG1という称号を手にしても良い頃だと思います。

伏兵には9 クリールカイザー
期待しているのは、超縦長の展開。
過去に何度も波乱を起こした大逃げスローペース。
その2番手に付けそうな馬というところでの期待。

紐には15 サウンズオブアースと
17 アドマイヤデウス。

サウンズオブアースは昨年の菊花賞 2着、
前走も日経賞で掲示板に入っていることからデータ的には合致度は高く
無視できるような馬では無い。

アドマイヤデウスは日経新春杯、日経賞と2連勝だが
最大の問題は血統的な距離適正。
母父サンデーサイレンスに父アドマイヤドン。
父はダートで無類の強さを誇り、芝のG1も制覇済みだが
その実績は1600m～2000m。
成績、調子に任せて3連勝するかそれとも・・・

購入馬券は

馬連 1 - 13 を500円

馬連流し 13を軸に9,15,16,17 を 300円ずつ
(合計 1,200円)

馬連流し 16を軸に1,9,15,17 を 300円ずつ
(合計 1,200円)

馬連流し 9を軸に1,15,17 を 200円ずつ
(合計 600円)

全合計 3,500円

で勝負したいと思います。