第75回 菊花賞 予想

まずは過去6年分のデータから

傾向としては

・近2走で1000万下 1着あり がよく馬券に絡む

・2走前で1000万下敗北、
　トライアルで優先権ゲットした馬も馬券に絡んでいる

・春のG1戦線で主役急だった馬たちは
　　【エピファネイア 1着】
　　　　皐月賞 2着 ・ 日本ダービー 2着
　　【ゴールドシップ 1着】
　　　　皐月賞 1着 ・ 日本ダービー 5着
　　【オルフェーヴル 1着】
　　　　皐月賞 1着 ・ 日本ダービー 1着
　　【ウインバリアシオン 2着】
　　　　皐月賞 未出走 ・ 日本ダービー 2着
　　【トーセンラー 3着】
　　　　皐月賞 7着 ・ 日本ダービー 11着
　　【ローズキングダム 2着】
　　　　皐月賞 4着 ・ 日本ダービー 2着
　　【セイウンワンダー 3着】
　　　　皐月賞 3着 ・ 日本ダービー 13着
　　【フローテーション 2着】
　　　　皐月賞 11着 ・ 日本ダービー 8着
　18頭中8頭で約半数、8頭中6頭は馬券に絡んでいる。
　つまり、上がり馬と春に活躍していた馬を半々ぐらいで
　馬券を購入した方が良さそうという事。

・春にG1戦線を走り、休み明けにトライアルへ挑んだ馬は
　トライアルで3着以内に入っている事が多い。
　※例外はフローテーション

・セントライト記念 1着馬は馬券に絡んでいない。
　といっても、、、今年の1着馬は来週のレースに向かってますねｆ（＾＾；

・1000万下のレース内容にも注意
　2400m～2600mで勝った馬より
　2000m前後で勝利しているケースをよく確認した方が良い。
　なぜなら、菊の3000mは2400mを勝てる馬より
　2000mを勝てる適性のある馬の方がよく来るから。
　※顕著な例が皐月賞馬とダービー馬の菊花賞勝利ケース

注目は1000万下を勝ち上がったばかりの馬や、

条件馬かつトライアルで優先権を得た馬、

春にG1を走り、トライアルで優先権を獲得した馬ですね。

出走各馬

1. マイネルフロスト
　　セントライト記念 9着 ・ 日本ダービー 3着
　　　今年の毎日杯優勝馬、前走が3着以内だったらと思う。

2. トーホウジャッカル
　　神戸新聞杯 3着 ・ 1000万下 2着
　　　色々と傾向に合致してるケース。
　　　誰だよ・・・1番人気にした奴は・・・

3. サングラス
　　セントライト記念 14着 ・ 1000万下 1着
　　　1000万下勝ちは魅力的。
　　　ただ、本質はマイラーな気がする。

4. サウンズオブアース ×
　　神戸新聞杯 2着 ・ 日本ダービー 11着
　　　前走はワンアンドオンリーとガチンコの叩き合い
　　　ワンアンドオンリーの成長が足りないと見るか
　　　サウンズオブアースが成長していると見るべきか・・・
　　　トライアルなら相手なりに走るだけと見るか・・・

5. シャンパーニュ
　　神戸新聞杯 11着 ・ 1600万下 14着
　　　3走前には1000万下 1着がある。
　　　ただ、過去6年を見る限り
　　　1600万下を走った馬は馬券に絡んでいない。

6. ショウナンラグーン
　　セントライト記念 8着 ・ 日本ダービー 6着
　　　青葉賞馬。
　　　ダービーは負けたけど良い脚は使っている。
　　　前走は荒れた新潟の内回りなので
　　　参考にしない方が良いかもしれない。

7. トーセンスターダム
　　神戸新聞杯 7着 ・ 日本ダービー 16着
　　　京都を3戦3勝の京都大好きっ子。
　　　武豊が初G1を制した舞台で
　　　どのような騎乗をするのか楽しみ。

8. ワールドインパクト
　　セントライト記念 10着 ・ 日本ダービー 10着
　　　青葉賞2着。
　　　青葉賞の前のレースで後に京都新聞杯を勝つ
　　　ハギノハイブリッドを破っている。

9. ハギノハイブリッド
　　神戸新聞杯 6着 ・ 日本ダービー 13着
　　　京都新聞杯 勝利馬。
　　　しかし、前走はうまく内を突いたのにも関わらず
　　　あまり伸びなかった。ちょっと厳しそう。

10. ゴールドアクター
　　1000万下 1着 ・ 500万下 1着
　　　前走は札幌2600mを0.2秒差の完勝。
　　　しかし、過去6年・・・いや、10年遡っても
　　　条件戦を2連勝して菊花賞で馬券に絡んだ馬が居ない。

11. アドマイヤランディ
　　1000万下 1着 ・ 1000万下 13着
　　　前走はダート1800m・・・
　　　前々走は芝2600mで
　　　ゴールドアクターと同じレースでの13着

12. タガノグランパ
　　セントライト記念 3着 ・ 日本ダービー 4着
　　　ファルコンS(1400m)を勝ち、
　　　皐月賞では後方から行って17着
　　　ダービーでは積極策で4着。
　　　前走は3着と面白い存在ではある。

13. ミヤビジャスパー △
　　1000万下 1着 ・ ラジオNIKKEI杯 7着
　　　前走は阪神芝1800mを上がり33.2の末脚で勝利
　　　意外な穴馬はどこに潜んでいるのかわからない。

14. トゥザワールド ◎
　　セントライト記念 2着 ・ 日本ダービー 5着
　　　春のG1は善戦止まり、
　　　しかし、大崩れなく無難に走っている。
　　　気になるのはトゥザビクトリー一族の体質。
　　　実は冬によく走るんですよね・・・兄のトゥザグローリーもそうでした。

15. ワンアンドオンリー ▲
　　神戸新聞杯 1着 ・ 日本ダービー 1着
　　　今年のダービー馬。
　　　恐らく当日は1番人気になるだろうと思われますが
　　　実力が抜けているわけではなく、
　　　競ったら負けない強さを持っているタイプ。

16. サトノアラジン ○
　　神戸新聞杯 4着 ・ 1000万下 1着
　　　前走はかかり気味での4着なので仕方がない
　　　陣営からすると課題はハッキリしたはずなので
　　　かかり癖が修正されてきたら恐い存在。

17. ヴォルシェーブ ×
　　神戸新聞杯 5着 ・ 1000万下 1着
　　　傾向的には買いの1頭、
　　　菊を取るために狙い済ましたかのようなローテできている
　　　紐には抑えておきたい1頭。

18. メイショウスミトモ
　　1000万下 1着 ・ 1000万下 4着
　　　ダート戦線を走ってきた馬。
　　　札幌2歳Sを走っているものの、
　　　とんでもない不良馬場だったので参考にならない
　　　未知数・・・来たら事故(苦笑

本命はダービーに続きトゥザワールド
実力が高いのは間違いないと思うので
あとはどれだけレース、展開がマッチするかだと思います。

対抗にはサトノアラジン
1000万下の2000mを
好タイムで圧勝しているのは無視できません。
かかり癖が修正されていれば
昨年のサトノノブレスのように馬券に絡んでくると思います。

単穴にはワンアンドオンリー
皐月賞で本命推ししたぐらいなので強いのはわかっています。
しかし、春からの上積みが少ないように感じる。
(周りが急成長しているだけという可能性も否定できません)
神戸新聞杯を1着で菊を勝つ馬は大抵圧勝しているという点も不安要素。
神戸新聞杯1着で接戦だったローズキングダム(2着はエイシンフラッシュ(ダービー馬)でその後ろは離れている)は2着
今回は傾向的には厳しいかもしれない。

伏兵にはミヤビジャスパー
先に書いたとおり1800mで33.2の末脚は評価できる。
人気的にも伏兵と呼ぶのにちょうど良い。

紐は、印を付けていない馬も含んで買いたい順に
サウンズオブアース、ヴォルシェーブ、トーホウジャッカル、タガノグランパ

サウンズオブアースは神戸新聞杯の走りを見たときに
直感で買おうと考えていたので1番手に

ヴォルシェーブは条件馬なのにここを狙ってのローテーションと
先週、岩田騎手が悔しい思いをしているはずなので
ここで鬱憤を晴らす可能性を考慮して

トーホウジャッカルも前走の好走、上り馬という点
でも、人気しすぎているのを嫌って紐まで

タガノグランパは1400mの重賞を勝ちながら
皐月賞で「やっぱり短距離馬か」と思わせてからの
ダービーでの4着、セントライト記念も3着と
充実している事を感じられる点を好感して紐にします。

というわけで今回は・・・

馬連 フォーメーション 14,16 － 2,4,12,13,14,15,17 200円ずつ
(合計 2,600円)

ワイド フォーメーション 13,16 －4,12,13,16,17 100円ずつ
(合計 700円)

三連複ボックス 4,14,15,16 100円ずつ
(合計 400円)

全合計 3,700円

という馬券でいきたいと思います。

参考レース

神戸新聞杯 ワンアンドオンリー

セントライト記念 イスラボニータ

日本ダービー ワンアンドオンリー

皐月賞 イスラボニータ