今年は日本馬が世界を席巻する年になるのかな。
ドバイミーティングへの日本からの挑戦馬の全まとめ
今年、日本から挑戦した馬は以下の通り
【ゴドルフィンマイル】・・・AW1600m
・ブライトライン
【ドバイデューティーフリー】・・・芝1800m
・ジャスタウェイ
・トウケイヘイロー
・ロゴタイプ
【ドバイシーマクラシック】・・・芝2410m
・ジェンティルドンナ
・デニムアンドルビー
【ドバイワールドカップ】・・・AW2000m
・ホッコータルマエ
・ベルシャザール
今年は8頭も出走。
では、その結果を・・・
【ゴドルフィンマイル】
1着 Variety Club (ヴァライエティクラブ 15番)
2着 Soft Falling Rain (ソフトフォーリングレイン 5番)
3着 Flotilla (フローティラ 9番)
ブライトライン(14番)は先団外に付けて進む。
第4コーナーから直線、ヴァライエティクラブが先頭、そのまま後続を突き放す。
2番手のソフトフォーリングレインが追いすがる。
ブライトラインも3番手のまま必死についていく。
しかし、ヴァラエティクラブが止まらない。
そのまま1着でゴールイン、2着にはソフトフォーリングレイン
3着に追い込んできたフローティラ。
ブライトラインは内の馬にも抜かされて5着だった。
【ドバイデューティーフリー】
1着 ジャスタウェイ (2番)
2着 Vercingetorix (ウェルキンゲトリクス 11番)
3着 Dank (ダンク 10番)
トウケイヘイロー (6番)が好スタートと共にハナを奪う展開。
ロゴタイプ(12番)は中団からジャスタウェイ(2番)は後方から
1000mは1分台と平均ペース。
直線に入るとトウケイヘイローが後ろを離しにかかるがすぐに掴まる。
ジャスタウェイは直線に入るときには4番手まで上がってくる。
残り300mトウケイヘイローなど4頭が横一線になるが
ジャスタウェイの脚色が違いすぎる。
残り200m地点では完全に独走。
そのまま1着で駆け抜ける。
従来のレコードタイムを2秒以上更新しての世界レースレコード。
(1800mの世界レコードは 1分43秒4 Kostroma)
ロゴタイプは6着、トウケイヘイローは7着。
参考程度だが、3着のDank (ダンク) は昨年のBCフィリー&メアターフの勝ち馬でアメリカの最優秀芝牝馬にも選ばれた馬。
11着に敗れたThe Fugue (ザフューグ) は昨年の愛チャンピオンSの覇者。
【ドバイシーマクラシック】
1着 ジェンティルドンナ (12番)
2着 Cirrus des Aigles (シリュスデゼーグル 15番)
3着 Ambivalent (アンビヴァレント 7番)
デニムアンドルビー(3番)が好スタートでそのまま先頭に、
ジェンティルドンナ(12番)は中団の外に付ける。
1頭内に居た馬が外へ逸走を始め、
ジェンティルやその後ろに居た馬達がかなりの不利を受ける。
その馬は外に行って騎手を放り出したように見える・・・
ジェンティルはその開いた内に入りレースを進める。
デニムアンドルビーはというと・・・
JCでどうやって好走したのか忘れたのか?と言わせんばかりに逃げている・・・
レースは完全に落ち着き、淡々と向こう正面を走る。
第4コーナージェンティルは外に持ち出し始めるが完全に閉じ込められる。
直線に入ると好位でレースを進めていたアンビヴァレントが先頭に
デニムアンドルビーは一杯のようだ・・・
ジェンティルはその後ろを狙って進むが、ルビーが後ろに下がってきて、
シリュスデザーグルが内にササってきて行き場を完全に失う。
残り200m一気に外に持ち出し追い出し始める。
そこから一瞬のうちに前で競ってた2頭を追い抜き先頭でゴール。
こんなに不利がありながらまさかの勝利でした。
デニムアンドルビーは10着だった。
こちらのメンバーはそこそこ豪華。
もちろん、1頭が逸走したせいで、実力を発揮できなかった馬も居るんだろうけど、、、
Cirrus des Aigles (シリュスデゼーグル)は2年前の本レースの覇者、昨年も英チャンピオンS 2着などヨーロッパで一線級の活躍をしている馬である。
5着のDominant (ドミナント) は昨年の香港ヴァーズの覇者、6着に敗れたMagician (マジシャン)は昨年の愛2000ギニー、BCターフ覇者で欧州の最優秀3歳牡馬にも選ばれている。
【ドバイワールドカップ】
1着 African Story (アフリカンストーリー 6番)
2着 Mukhadram (ムカドラム 13番)
3着 Cat O'Mountain (キャットオマウンテン 15番)
ホッコータルマエ(11番)は2番手という絶好の位置、
ベルシャザール(2番)は後方の内を進む。
先行集団は煽りあいのかなりタフな展開、
第3コーナーからタルマエの手応えがかなり怪しくなる。
ズルズル後退する。ベルシャザールも全く伸びない。
直線に入ると逃げていたムカドラムがさらに脚を伸ばし後続を突き放す。
それに食らいついていくアフリカンストーリー
最後は完全に一騎打ち状態、
結局最後は後ろからジリジリと追いあげたアフリカンストーリーが
3馬身程度突き放してゴール
ベルシャザールは11着、ホッコータルマエは16着に敗れた。
素晴らしい競馬を見せてくれたジャスタウェイとジェンティルドンナ。
負けはしたけども挑戦した馬達、関係者に楽しい一時をありがとうございました。