少し前にPS4のための前準備として購入しておいた
東芝製の(SSHDとも呼ばれてる)ハイブリッドHDD(MQ01ABD100H)と
日立製のHDD(Travelstar 0S03565)をPS4に接続して
速度を比較してみました。
PS3の時と同じく意外な結果が待っている??
本日書くであろうPS4の最後の記事。
先月にPS3で速度比較したハイブリッドHDDと普通のHDDを
PS4で使うとどうなるのか?を実験してみました。
ちなみに、PS3の時の比較はこんな感じ。
計測シーン | 計測時間 | |||
---|---|---|---|---|
非ハイブリッド PS3付属 東芝 MK1255GSX 120GB |
非ハイブリッド HGST Travelstar 0S03565 |
ハイブリッド 東芝 MQ01ABD100H | ||
1 | フォーマット中の画面 | 91.61秒 | 86.87秒 | 77.53秒 |
アップデート中の画面 | 141.79秒 | 146.99秒 | 99.32秒 | |
2 | ICO | 234.35秒 | 217.94秒 | 569.56秒 |
ワンダと巨像 | 830.81秒 | 756.29秒 | 2035.07秒 | |
3 | 起動時間 | 24.13秒 | 23.65秒 | 22.41秒 |
※ICOとかワンダと巨像の時間は、インストールにかかった時間。
起動時間とかフォーマット、アップデート中の時間はハイブリッドに分があったものの
インストールにかかる時間は普通のHDDと比べて倍以上・・・
中々 残念な結果を見せてくれました。
2/22 現在 ハイブリッドHDDの値段が高騰しているようで、、、
Amazonで15,000円とかするみたいです。(PS4効果か?)
(先月の時点では 約9千円)
ちなみに、デフォでPS4に付いていたHDDはSAMSUNG製の ST500LM012 でした。
私は、これを使い続けるのは容量的に・・・安定・・・うん、あくまで容量的に心もとないので交換するつもりです。
どうもPS4はPS3と異なりダウンロードとインストールが連動していて、インストール時間を計測するには、ダウンロード中、ずっとチェックしていないといけないみたいなのでゲームの起動速度を比較してみる事にしてみます。
比較は以下の6パターンを行います。
1. PS4のシステムを復旧させるまで
2. FIFA14 体験版の起動時間
3. 龍が如く維新のインストール時間
4. 龍が如く維新の起動時間
5. PS4起動時間
6. PS4終了時間
(詳細は以降に記載)
1. PS4のシステムを復旧させるまで
計測は、セーフモードの下の画面で
【はい】を選択してから・・・
このシステムソフトウェアアップデートの画面で100%に到達するまでの時間を計測します。
2. FIFA14 体験版の起動時間
インストールが完了した後、ホーム画面で○ボタンを押してから・・・
メッシが表示される画面で「○ボタンを押す」に変わった時までを計測します。
3. 龍が如く 維新(Disc版)のインストール時間
DiscをPS4に挿入してから・・・
「はじめる」が表示されるまでを計測します。
4. 龍が如く維新(Disc版)の起動時間
ホーム画面でゲームを起動してから、
システムデータのロード画面で「システムデータがありません。」と表示されるまでを計測。
5. PS4起動時間
コントローラーのPSボタンを押してからログイン画面までを計測。
6. PS4終了時間
「PS4の電源を切る」を選択してからHDMIの信号が消えるまでを計測。
以下が計測した結果です。
計測シーン | 計測時間 | ||
---|---|---|---|
非ハイブリッド PS4付属 SAMSUNG製 ST500LM012 500GB |
非ハイブリッド HGST Travelstar 0S03565 1TB |
ハイブリッド 東芝 MQ01ABD100H 1TB | |
1. PS4のシステムを復旧させるまで | (未実施) | 254.62秒 | 237.65秒 |
2. FIFA14 体験版の起動時間 | 37.61秒 | 35.76秒 | 34.18秒 |
3. 龍が如く維新のインストール時間 | 55.16秒 | 54.89秒 | 54.47秒 |
4. 龍が如く維新の起動時間 | 35.38秒 | 30.33秒 | 29.69秒 |
5. PS4起動時間 | 21.21秒 | 20.84秒 | 17.84秒 |
6. PS4終了時間 | 14.89秒 | 15.56秒 | 16.23秒 |
こうして比較しますと確かにハイブリッドHDDの方が早いのですが、そんなに極端に早いわけではないですね・・・現状の1TBの価格の+6,000円の価値は無いと思います。(普通のHDD 1TBと値段が大差がなければ選択の余地はあると思います)
付属のHDDでKNACKをダウンロードしながらプレイを開始していましたが(ダウンロードの途中からゲームプレイが可能) 最初以外、ロード時間が気になった事は無く、、、バックグラウンドでダウンロード&インストールが実行中と言う事も一切感じませんでした。
潤沢?なメモリがあるおかげなのか、ゲーム中にHDDにアクセスして処理落ちするみたいなケースが見られませんでした。地味ですが次世代機なんだな・・・と言う所を感じる部分の1つだと思います。
PS4のHDDをハイブリッド(SSHD)にした方が良いと言われているサイトもありますが今回の実験を踏まえると、うちでは東芝のハイブリッドHDD(SSHD)をPS4に使うと言う観点ではオススメできるポイントはそんなにありません。(1TBのHDDとの値段に大差がある場合です。)
※他のメーカーのハイブリッドHDDだともう少し速度は改善するのかもしれません。
ホントは、FF14やKNACKを動作させてみた感じとかも比較しようかと思いましたが、、、
KNACKは容量デカすぎ・・・FF14・・・ダウンロードが終わらん・・・orz
ということで実験を諦めましたf(^^;
【その他の記事】
-【PS4】ハイブリッドHDDと普通のHDDの速度を比較してみた