1999年 78回 エルコンドルパサー 2着・・・
2010年 89回 ナカヤマフェスタ 2着・・・
そして昨年。
一瞬 開いたかと思わせた凱旋門・・・
2012年 91回 オルフェーヴル 2着
そして今年 2013年 第92回 凱旋門賞
前哨戦ニエル賞をキズナが勝利して
フォア賞をオルフェーヴルが勝利して
万全の態勢で2頭の日本馬が凱旋門の扉を叩いた。
今年、オルフェーヴルは1番人気。
昨年と前哨戦のパフォーマンスを見る限り妥当な評価でしょうか。
スタートはややばらけた感じ。
オルフェーヴルは好スタートのまま好位につける。
キズナはいつも通り後ろに回る展開でフランスの無敗牝馬トレヴの後ろにつける位置。
ややオルフェーヴルは行きたがる素振りを見せる。
レースはスローで流れている展開。
キズナがマークしているトレヴはフォレスストレート前から徐々に進軍。
それにつられるようにキズナも前へ進む。
オルフェーヴルを蓋する展開。
トレヴはフォレスストレートを抜ける頃には先頭、、、
しかも持ったまま。
直線に入る頃にキズナもオルフェーヴルもギア全開。
少しずつ伸びるオルフェーヴルと少し取り残されるキズナ。
トレヴは昨年のオルフェーヴルのように後続を突き放す。
それに迫れる馬は全くいない。
オルフェーヴルは内に居たアンテロヤに競り勝つのが精一杯。
レースはそのままゴールへ。
優勝はフランスの無敗牝馬 トレヴ。
圧巻の勝利ですね。
今年もオルフェーヴルは2着。
キズナは意外と走った4着。
冷静に結果を分析するとオルフェーヴルは仕掛けが遅すぎた感じがします。
実は力を出し切っていないんじゃないだろうか・・・そんな気がします。
一方キズナは誇張しすぎではあるものの世界に自分より強い馬が3頭いただけ。
来年再チャレンジする可能性もあるみたいですし、応援したいです。
前哨戦のタイムを考えると2頭とも勝つ可能性があっただけに競馬って不思議ですね。
でも日本の2頭とも世界のトップクラスの馬を突き放しているんだから
相当強いのは間違いないとは思います。
これは勝った馬を褒めるしかない
いやぁ、一体いつになったら凱旋門の扉は日本馬に開かれるのでしょうか。
今回 夢を見させてくれた馬、スタッフ、馬主、関係者に感謝。
長い準備を含め、お疲れ様でした。