Apacheのhttpd.confの’Main’ server configurationの設定内容について 後半戦

エラードキュメント、ブラウザ別の設定など

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同様のタイトルの記事、その1その2から’Main’ server configuration内の設定の続き。

エラードキュメントの設定

Alias /error/ "/var/www/error/"
<IfModule mod_negotiations.c>
<IfModule mod_include.c>
  <Directory "/var/www/error"> ・・・・・・ (1)
    AllowOverride None
    Options IncludesNoExec
    AddOutputFilter Includes html
    AddHandler type-map var
    Order allow,deny
    Allow from all
    LanguagePriority en es de fr
    ForceLanguagePriority Prefer Fallback
  </DIrectory>
# ErrorDocument 400 /error/HTTP_BAD_REQUEST.html.var ・・・・・・ (2)
・・・ (省略) ・・・
</IfModule>
</IfModule>

(1) エラードキュメント置き場(ディレクトリ)へのアクセス制限を設定しています。
アクセス制限の内容としては以下の通り。

  • 「.htaccess」での変更を行えない
  • SSIの実行をhtmlに対して認める
  • varの拡張子を持たせることで言語別の切り替えを可能にする
  • 全てのクライアントからのアクセスを受け取る
  • 英語→スペイン語→ドイツ語→フランス語の順に言語別ファイルの優先順位を指定
  • 複数の言語設定がされている場合は、検出できた最初の言語が返る
  • 言語指定が全く検出できなければ英語が返る

(2) クライアントからのリクエスト時にエラーが発生したとき、エラーコード別に出力するページを指定します。主なHTTPステータスコードと意味は以下の通りです。

Code エラー 内容
403 Forbidden ファイルやディレクトリにアクセスする事が禁止されている場合のエラー
404 Not Found 指定されたパスにファイルが見つからなかった場合のエラー
500 Internal Server Error サーバー内部で発生したエラー、CGIが正しく動かない場合など発生する。
503 Service Unavailable アクセスが集中的に発生したため使用できない場合やメンテナンス時のエラー

ブラウザ別の設定

BrowserMatch "Mozilla/2" nokeepalive ・・・・・・ (3)
BrowserMatch "MSIE 4\.0b2;" nokeepalive downgrade-1.0 force-response-1.0
BrowserMatch "RealPlayer 4\.0" force-response-1.0
・・・ (省略) ・・・

(3) ブラウザのUser-Agentを確認し、ブラウザに合わせたapacheの動作を設定します。「BrowserMatch “<User-Agentに含まれる文字列>” <設定内容>」の形式で記述します。

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