昨年、Amazonとヨドバシで購入&自作したマシン。(性能などこちら) これにCentOS 6.5をインストールしているのですが、そこにKVMを使ってサーバ仮想化を試してみたいと思います。
ページの目次
パッケージのインストール
仮想化を試すのに必要なパッケージをインストールします。
KVM関連のパッケージ
KVM関連のパッケージをインストールします。
# yum install qemu-kvm
仮想化プラットフォーム関連パッケージ
仮想化プラットフォームを提供するlibvirtをインストールします。
# yum install libvirt
GUIツール関連
GUI管理ツールを使って仮想マシンの作成や、ゲストOSのインストールを行います。
# yum install virt-manager
ゲストOSのインストール
ツールなどのインストールが完了したのなら今度はOSのインストールです。
CentOSをダウンロードする
isoイメージをサイトから探してください。
落としてきたイメージは「/var/lib/libvirt/images」に移動させてください。
なお、落としてきたイメージは念のためにMD5チェックも行ってください。
仮想マシンの設定
「アプリケーション」>「システムツール」>「仮想マシンマネージャー」を選択します。
ステップ1 新しい仮想マシンの名前入力
新しい仮想マシンを作ります。
適当に名前を決めてください。
ステップ2 ISOイメージの指定とOSの種類などの設定
ISOイメージの指定。
OSの種類とバージョンを選択。
CentOSの6.5をインストールする予定なので
・ OSの種類: Linux
・ バージョン: Red Hat Enterprise Linux 6
としました。
※ここはインストールするOSのによって適宜変更してください。
ステップ3 メモリと利用CPUの設定
続いてメモリとCPUの設定です。
CentOS6.5(64bit版)の場合一般的?に1Gは最低必要と言われています。
32bit版は512MBが目安になるようです。
ステップ4 ストレージの設定
続いて仮想マシンのストレージ設定です。
「今すぐディスク全体を割り当てる」にチェックが入っていなければチェックしておいてください。ここをチェックしておかないと必要に応じて仮想マシンのHDD領域が最大になるまで上下するため、ホストのパフォーマンスにも影響がでてきます。
ステップ5 内容の確認
設定内容の確認が表示されます。
特に問題なければ「完了」しましょう。
「インストールの前に設定をカスタマイズする」にチェックを付けておけば、すぐにインストールは始まりません。デバイスの設定が必要な場合はチェックを付けてください。
ステップ6 インストール前の設定カスタマイズ
「インストールの前に設定をカスタマイズする」にチェックを入れていた場合のみ下のようなWindowが表示されます。
設定が完了したのなら「インストールの開始」をクリックする。
仮想マシンへCentOSのインストール
Disc チェック確認画面。
「Skip」を選択してください。
ここからはCentOSを普通にインストールしたときと同じ画面が続きます。
作成しようとしている環境に合わせてインストールを行ってください。
「はい、含まれていません、どのようなデータであっても破棄してください」を選択。
このインストールではステップ4 ストレージの設定でストレージの事前確保を行っており、設定を行ったストレージサイズ以上の領域を壊すことはありません。安心して破棄してもらってください。
ここまで表示されたら完了です。
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